帯電防止鋼板の特徴

用途: 多種多様な分野に応用可能ですが、以下のようなものが上げられます
●半導体・電子・電気機器・精密機械工業など先端技術産業分野の工場・オフィス・クリーンルームの内装用
●医薬品・医療・病院・食品工業・バイオテクノロジー・農林・漁業などの分野における内装業
●利用加工面材として、上記分野のスパンドレル・ウォール・パネル・間仕切・学校関係間仕切・工場内間仕切・オフィスなど
 
(1)すぐれた帯電防止機能
一般に帯電防止機能としては表面抵抗率が1012Ω/□以下、初期帯電電圧が200V以下、帯電電圧の半減期が5秒以下。それに対して、当社の帯電防止塗装鋼板は表面 抵抗率が105~108Ω/□、初期帯電電圧が30V(印加電圧10KV)で帯電電圧の半減期が0.2秒と極めて優れた帯電防止性能を有しています。 (2)半永久的な帯電防止 特殊な帯電防止材を塗料中に固定しているので、従来の界面 活性剤系のように定期的に帯電防止材を塗布する必要がありません。 (3)加工性、耐食性に優れている内装材料 クリーンルームだけでなく一般 の内装材としても充分使用できる塗膜性能を有しています。

■帯電防止鋼板の品質特性

試験項目 
帯電防止鋼板
レヂノクリーンエース
標準カラー鋼板
レヂノカラー 
試験方法
表面抵抗率(Ω/sq)
105~108
>1015
JIS-6911に準拠。
初期帯電電圧(V)
30
1300
JIS-1094に準拠。 
帯電電圧半減期(秒)
0.2
30
耐水洗性
105~108
>1015
含水脱脂綿で100回払い拭き
耐摩擦性
105~108
>1015
乾いた脱脂綿で100回払い拭き
耐沸騰水性
105~108
>1015
12時間浸漬
耐熱性
105~108
>1015
100℃×100hr



表面光沢度
 20~30
73
JIS K‐5400に準拠。60度鏡面 反射率
鉛筆硬度
 H~2H
2H~3H
JIS K‐5400に準拠。
耐スクラッチ性
1~2
1~2
10円硬貨法(3点満点)
キシロールラビング値
100<
100<
フェルト含浸、荷重1kg
耐磨耗性(mg)
20>
30>
テーパ式(CS‐10,1kg、500回転)




次 
碁盤目
エリクセン
5
5
6mm押出し後セロテープ剥離
耐衝撃性
5
5
デュポン衝撃(テープ剥離)
(1/2inch、500g、50cm)
5
5
折り曲げ(2T)
5
5
180度曲げ(テープ剥離)

碁盤目
エリクセン
5
5
ボイル5時間後、一時と同様試験   
耐衝撃性
5
5
5
5
折り曲げ(2T)
5
5


SST 500H  
平面
5/5
5/5
JIS Z-2371に準拠。塩水噴霧試験
(白錆/ブリスター)
2T曲げ
5/5
5/5
Xカット
5/5
5/5
HCT 500H  
平面
5/5
5/5
JIS Z-0236に準拠。塩水湿潤試験
(白錆/ブリスター)  
2T曲げ
5/5
5/5
Xカット
5/5
5/5

色:白系

■帯電防止鋼板の耐薬品性

薬品名
濃度
帯電防止鋼板
レヂノクリーン
エース
標準カラー鋼板
レヂノカラー
(高加工タイプ)
試験方法
無機酸
塩酸
5%
5
5
20℃×24h
浸漬
(判定)
硫酸
5%
5
5
硝酸
5%
5
5
リン酸
5%
5
5
5
異常なし
無機水酸化物
水酸化ナトリウム
5%
5
1(2D)
4
8F
アンモニア水
5%
5
2(8D)
3
8M、6F、6M、4F、8MD
水酸化カルシウム
5%
5
5
無機塩類
次亜塩素酸ナトリウム
12%
5
3(8MD)
炭酸ナトリウム
5%
5
5
2
8D、6MD、4M、4MD、2M、6D、2F
炭酸水素ナトリウム
5%
5
5
その他無機物
過酸化水素水
3%
5
5
有機酸
ギ酸
5%
5
2(6D)
酢酸
5%
5
5
1
4D、2MD、2D
乳酸
5%
5
5
酒石酸
5%
5
5
シュウ酸
5%
5
5
クエン酸
10%
5
5
オレイン酸
5%
5
5
脂肪族炭化水素
n-へキサン
5
5
芳香族炭化水素
シクロヘキサン
5
5
トルエン
5
5
石油ベンジン
5
5
エステル類
酢酸エチル
5
5
酢酸プチル
5
5
硫酸エチル
5
5
ケント類
アセトン
5
5
メチルエチルケトン
5
5
メチルイソブチルケトン
5
5
アルデヒド類
ホルムアルデヒド
5%
5
5
アルコール類
メチルアルコール
5
5
エチルアルコール
5
5
イソプロピルアルコール
5
5
グリコール類
エチレングリコール
5
5
有機ハロゲン化物
トリクロロエタン
5
5
クロロホルム
5
2(6D)
四塩化炭素
5
5

■帯電防止鋼板の耐汚染性

試験項目
濃度
帯電防止鋼板
レヂノクリーンエース
標準カラー鋼板
レヂノカラー
試験方法



酸性
サンポール
原液
4
4
20℃×24h
後のブリスター

耐薬品性と
同様判定
弱酸性
バスピカ
5%
5
5
中性
バスクリン
0.10%
5
5
ママローヤル
原液
5
5
弱アルカリ性
ザブ
0.50%
5
5
アルカリ性
ルック
5%
5
5



醤油
原液
5
5
20℃×24h
後の汚れ

5←→1
優  劣る
マジックインキ


2
3
4
2
3
4

■帯電防止鋼板の耐光性

試験項目
結果
促進耐候性
デューサイクルウェザー試験
表面抵抗率(Ω/□)
106~108
300時間
光沢保持率(%)
20<
(1h 照射+1h 消灯=1C/S)
色差(△E)
3>
耐紫外線性
東芝電材社製GL-15(主波長253.7mm)
表面抵抗率(Ω/□)
106~108
15W、照射距離15cm
光沢保持率(%)
80<
室温×72時間
色差(△E)
1>
耐蛍光灯性
東芝電気社製FL-15SW(主波長580mm)
表面抵抗率(Ω/□)
106~108
15W、照射距離15cm
光沢保持率(%)
90<
室温×240時間
色差(△E)
1>
耐クリーンルーム用蛍光灯性
東芝電材社製 FLR40S YUN/MP
表面抵抗率(Ω/□)
106~108
(主波長580mm、500nm以下カット)
光沢保持率(%)
90<
40W、照射距離15cm 室温×240時間
色差(△E)
1>